太陽光パネルとは

近年、化石エネルギー(石炭・石油等)の限られた資源から再生可能エネルギーへの移行が進んできました。

一般家庭の建物の屋根への設置も、新築住宅の建築の際に検討される方も増えてきましたが、まだまだ標準化へは程遠い状況です。

ZEH住宅(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の建築促進のため、国の施策でZEHビルダー登録でハウスメーカー(注文住宅)、ハウスビルダー(分譲住宅)に毎年ZEH化住宅の建設目標を掲げさせていますが、義務ではないため、各社様子見状態が続いています。

前向きに検討されている方に、太陽光パネルの基本情報をお伝えしたいと思います。

太陽光パネルは、太陽光モジュールとも言われています。それは、主にシリコンで出来たセルを複数枚並べてモジュール化(セルがまとまった部品)するため、太陽光モジュールとも言われます。

セルとは

セル(太陽電池)とは、 シリコンなどの半導体で作られており、シリコンウエハーを薄くスライスしたもので、太陽の光エネルギーを吸収して直接電気に変えるエネルギー変換する半導体です。この半導体に光が当たると、光の強さに比例して発電します。

モジュールとは

セルを複数枚並べてパネル形状にしたものをモジュールと言います。モジュール化には様々な様式があり、より多くの電力を取り出せる仕組みが開発されています。それが電力に変える変換効率に繋がります。

太陽光パネルの種類について

太陽光パネルの種類は、主に使用されてる光吸収層の種類で区別されています。大別すると主にシリコン系、化合物系、有機物系があります。