蓄電池の選び方
今たくさんの蓄電池が販売されるようになり、容量も価格もまちまち、機能比較してもよく分からない。自分の家にはどの蓄電池が良いのか迷われている方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、比較するための解説をしたいと思い、このページを作成しました。
[su_box title=”3つの重点ポイント” style=”default” box_color=”#ff0000″ title_color=”#FFFFFF” radius=”3″ class=”” id=””]- 非ハイブリッド(蓄電池単体パワコン)
- ハイブリッド(太陽光&蓄電池併用パワコン)
- 特定負荷(限られた回路のみに供給)
- 全負荷(建物全館に供給)
- 100V対応のみ(200V家電使用不可)
- 200V対応(200Vエアコン、エコキュート、IH等が使用可能)
パワーコンディショナ(パワコン)のタイプ
非ハイブリッドタイプは、太陽光発電用のパワコンは既設のものを継続して使用。(売電期間10年と同時にメーカー保証10年が終了する)
ハイブリッドタイプは、太陽光発電用のパワコンを外し、新設に太陽光と蓄電池の両方のコンバータを備えたパワコン(ハイブリッド)にすることで、変換(直流→交流)ロスを最小限に抑えて連系する。(蓄電池と共にメーカー保証10年)
停電時の蓄電池からの電力供給範囲
特定負荷タイプは、停電時に供給したい回路(冷蔵庫・エアコン・コンセント等)を予め選択し、特定負荷用分電盤を設け、その分電盤( 停電時に供給したい回路 )にのみ供給するタイプ。
全負荷タイプは、停電時に家庭用ホーム分電盤全体へ電力を供給し、家電、コンセント、照明等を通常通り使用できるタイプ。
200V家電対応タイプ
上記の通り、停電時の蓄電池の使い方によって、各項目を選択し、自宅の停電時、緊急時の蓄電池の使い方の位置づけによって、検討する必要があります。
近年の大型台風による停電が毎年常態化する恐れがあるため、停電復旧までの過ごし方を改めて家庭内で検討し、ご自宅の費用対効果の良い蓄電池を選択しましょう。